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【TB2008エジプト/その19】カイトベイ要塞

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※エジプト旅行記2008の【もくじ】はこちら!


エジプト6日目。
朝早くに ギザ に到着しました。


ベッドがあると荷物の整理がしにくかったので、
車掌さんが来る前に自分たちで適当に座席に直しておいたら、


「あれ!自分たちで出来たんだね?ナイス!」


みたいな感じで、ディカプリオ似の車掌さんが笑顔を見せてくれました。
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この日、朝起きてすぐ「あ、これはまずい…」と思ったのが、



喉がめちゃくちゃ腫れてる…



いや~前の晩、寝台のクーラーがね~、結構きつかったんですよね~
それでやられちゃったみたい…旅の疲れで免疫力も落ちてただろうし。
なんか熱っぽいし…

まあでもとりあえず動ける程度には元気なので(※今のところは)、
連れのKちゃんに冷えピタを分けてもらって、この日もはりきって観光していきます。
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早朝のギザ駅前で1枚。
この日はルクソールのマーケットで買ったエジプト綿のワンピースを着てみました!

一緒のツアーのお姉さま方やガイドさんが褒めてくださって、嬉しかった思い出。
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この日も移動は貸し切りバス
バスにスーツケースを運んで頂きます~。

今日はここから アレクサンドリア という街に向かいます。
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バスの車窓から、エジプト到着翌日に刊行したギザの三大ピラミッドが見えました。
もはや懐かしい~。
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ギザからアレクサンドリアまでは約3時間の道のり。

アレクサンドリアはエジプト第2の都市だそうで、大きな街でした。
ここでまず見学するのがこちら~。
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カイトベイ要塞
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かつて要塞として使われていた建物が、現在は軍事博物館として一般に開放されています。
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もともとこの場所に建っていた大きな灯台が地震で崩れてしまったため、
その建材を使って建てられたのがこの要塞なのだそう。
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15世紀後半に作られて、19世紀に入ってから修復もされているということなので、
これまで見てきたピラミッドやら神殿やらに比べると新しさを感じるのも納得。
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屋内はがらーんとしていて声が響きます。
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鉄格子が要塞っぽい。
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海が目の前です。
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そうそう。

ここの見学でちょっと楽しかったのが、遠足(かな?)で来ていた地元の女の子たちが
声をかけてきてくれて、一緒に写真を撮ったこと!
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アジア人が珍しかったのかなぁ。
言葉は通じないもののとてもフレンドリーな子達で、いつのまにか撮影会に笑
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当時、小~中学生くらいの年頃の子達だったんですけど、
あれから12年経ってるから、きっと今頃は立派な女性に成長しているね。
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名前も連絡先も知らないけれど、あの時たしかに私の隣でにこにこ笑っていた女の子たち。
一期一会って、こういうことだよねぇ。

(つづくー!)

【TB2008エジプト/その18】ナイルエクスプレス寝台特急(アスワン→ギザ )

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この日、5日目の夜はホテルには宿泊せず、

ナイルエクスプレス寝台特急

で、一気に ギザ まで戻ります。


時間にして10時間ほどの大移動です。
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列車の出発まで少しだけアスワンの駅前を自由散策。
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小さな商店がいくつかあるみたいだから覗いてみよう。
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スパイスのお店。
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これは日本ではなかなか見られない光景ですねぇ。
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荷物をひくロバくん。
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そろそろ時間が迫ってきたので駅構内へ。
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私達が乗る列車が到着するのを待ちます。
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この駅で1つ覚えているのが、一緒のツアーに参加していた方で
駅構内のATMでお金をおろそうとした方がいたんです。(海外キャッシング)

そうしたらなんとATMがカードを吸いこんだまま出てこなくなってしまった
ちょっと騒ぎになって…!
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すぐにガイドさんに相談できたので金銭的な被害はなく済んだようですが、
結局最後までカードは出てこず、日本に連絡してカードを止めてもらう羽目になったようです
ツアーだとこういう時すぐガイドさんに相談できて本当にありがたいですよね。

ちなみに、こういうのが怖いから私は海外ではあんまりキャッシングしません…
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では、いよいよ寝台列車に乗り込みます~!
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今回は連れのKちゃんと2人部屋を割り当ててもらうことができました。
狭くてもプライベートな空間はやはり落ちつきます。

無事列車が出発したところで冷たいスプライトで一息。
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日本出発前にガイドさんから

「列車の室内は狭いので、スーツケースを広げることができません。
1泊分の荷物を小分けにして持参してください」

と言われていましたが、私達はスーツケースではなくバックパックだったので、
荷物の取り扱いに関してはさほど困りませんでした。

あ、それとトイレットペーパーも持参するように言われた笑
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ちなみに、今回のお部屋はこんな感じなのですが、
夜は車掌さんがやってきて2段ベッドを作ってくれました。
(車掌さんにはチップが必要です)
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これで一応一等客室なんですが、もちろん部屋にお風呂設備などはなし。
小さな洗面台くらいはあったかな…

暑いエジプトで1日お風呂に入れないというのは結構つらかったけど、
異国の地で乗る寝台車というのは旅情が感じられていいものです。

学生時代は時々乗っていたものの、社会人になってからはあまり機会がなくて。
ガタンゴトンというリズムの中で眠るのって、意外と心地いいんですよね。
しかも今回はナイルエクスプレス!だもんねー!
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室内から入り口を撮るとこんな感じ。
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この日の夕飯

私はまあ「味はともかく、お腹に入れないと…」という感じで8割くらい食べたんですが、
連れのKちゃんは旅の疲れのせいもあって、あまり食べられなかったようです。

それもそのはず、この日は前の晩ほぼ寝ずにホテルを出発し、
早朝からアブシンベル観光→アスワン観光→そして夜は寝台列車…と、
今回の旅の中でもとりわけハードな1日で、
私達だけではなく、ツアーの皆さんにも疲れの色が見え始めていました。


ここまでは何とか若さと持ち前の体力で乗り切ってきた私にも、
そろそろ今までのツケが一気にやってくることに……笑

(つづく~)

【TB2008エジプト/その17】ボートでイシス神殿へ

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やっとお昼ご飯です〜。
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なんだかレトロでかわいい内装のレストランでした。
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外にはプールとテラスが。
ホテル併設のお店だったのかな。
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まずはセブンアップでシュワっと乾杯。
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メインはこの日も大方の予想通り、お肉のプレート

この旅行記を最初から読んでくださっている方にはすっかりお馴染みな感じですが、
エジプトに来てからというもの、ほぼほぼ毎食このようなものを食べております笑
そろそろラーメンとか食べたくなってきた。


フィラエ島へ

食後は引き続きアスワン観光。
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またボートに乗るそうです。
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ナイル川を渡って行きます。川幅が広くて海みたい。
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10分ほどの船旅。
ここは確かちょっと揺れて、船酔いしてしまった方もいました。
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目的地のフィラエ島が見えて来ました。上陸します〜。
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島に降りると、花がとても鮮やかに咲き乱れていて。
そういえばエジプトではほとんど花を見ていなかったなーと気がついた。
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フィラエ島の観光の目玉はこちらの大きな遺跡、イシス神殿

このイシス神殿もアブシンベル神殿と同様、ダムの建設によって水没する危機にあったところ、
丸っと移築してしまったのだそう。
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フィラエ島にはイシス神殿以外にもいくつかの遺跡が残っています。
こちらはローマ帝国時代に建てられた建物で、未完成なのだとか。
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ガイドMさんの説明を聞く私たち。
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ここでも少し自由時間があったので、連れのKちゃんと2人で散策してみます。
神殿の中を見学〜。
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顔は残念ながら破壊されてしまっていますが、
これは息子であるホルス神(※子供時代は鳥の姿では描かれないのだそう)に
乳を与える母・イシス神のレリーフ。

これちょっと初耳情報なんですけど、イシスはホルスのお母さんだったんだって…
しかもこの神殿でホルスを生んだとされているとのこと。
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神殿の正門の上部に彫られたレリーフ。
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神殿内の細やかなレリーフもいいけど、私はこんな風に外壁にババーンと彫られた
巨大レリーフを見るのが好きでしたね。これぞエジプト!って感じで。

大きければ大きいほどいい笑
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これにてイシス神殿の見学タイムは終了。
またまたボートで戻ります〜!

(つづく〜) 

【TB2008エジプト/その16】エジプトで一番サラサラの砂

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早朝からアブシンベルを観光してきましたが、
日が昇るとジリジリと暑くなってきて、慌てて日焼け止めを塗りました。
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写真だとわかりづらいけど、この数日で足の甲がすっかりサンダル焼けしてしまった。


この旅ではずっとビルケンシュトックのサンダルを履いていました。

「長時間歩いても疲れないサンダル」が必要だなーと思い、
出発前にKちゃんと新宿のビルケンに行って1足ずつ新調したんです。

確かにソールがしっかりしていて未舗装の道などもすごく歩きやすかったし、
とにかく暑い国だから、結果的にはスニーカーより断然良かったと思う。

ただ、ビルケンって足の接地面が汚れやすいじゃないですか?
だからもしまた行く機会があれば、
水でガシガシ洗えるスポーツタイプのサンダルならベストかな。
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アブシンベルが面しているのは海ではなく、
ダムを作った際にできたナセル湖という人造湖。

世界第3位の貯水量だそうです。
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そろそろ時間なので、ツアーの集合場所へ向かいます。
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集合場所付近で土産物売りが安いバンダナを売っていて、
Kちゃんがばら撒き土産としていくつか買っていました。
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ガイドMさんの後についてバスに戻ります。

旅も終盤。
Mさんに案内してもらえるのもあと残り2日ほどかぁー。ちょっと寂しいなぁー。
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バスに乗り込むと、簡単なお弁当(朝ごはん)が配られました。
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パンとかヨーグルトとかオレンジジュースとか。
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ここからまた陸路でアスワンに戻ります。

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往路はずーっと寝てたし、たまに目が覚めても暗くて何も見えなかったけど
復路は外の様子がよく見えました。
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前の晩もあまりよく寝ておらず、体は疲れているはずでしたが、
日本にはない風景につい見入ってしまう…
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異世界だなぁ…
景色がこれだけすごいと、長い移動時間も意外と飽きません。
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ここで、またまたガイドさんからご提案。


なんでも、この先を少し走ったところに


めちゃくちゃサラサラな砂


を触ることができる砂丘があるとのこと笑
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これまで見てきた砂漠の砂も十分サラサラだったのに、それを超えるサラサラって一体…?
何それ面白そうーということで、短時間停車してもらうことになりました。
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その場所がここですー!

一見何の変哲もない砂丘ですが…
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なるほど、確かにこの砂はサラサラだわ!
かなりサラサラしてる!
(語彙が少なくて恥ずかしいけどこれ以上言い表しようがない笑)


他のツアー参加者さん達とも同じようなことを言い合って、
お互いの記念写真を撮るなどしてバスに戻りました。
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しばらく走って、アスワンに到着。
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アスワンには「アスワン・ハイ・ダム」というダムがあります。
1970年代にソビエトの支援を受けて作られたものだそう。
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このダムのおかげで、毎年のように起こっていたナイルの氾濫を防止し、
安定した電力の供給や、農業用水を確保することが可能になったそうです。
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さて、とりあえずもうおなかぺこぺこ!
まずはお昼を食べて、その後また観光です〜!

(つづく!) 

【TB2008エジプト/その15】アブシンベル神殿の夜明け

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4日目の夕飯後はまっすぐホテルに帰り、急いでパッキングとシャワーを済ませ、
2~3時間ほど仮眠を取りました。

日付が変わるとほぼ同時にホテルをチェックアウトし、アスワンを出発。


目指す目的地


アブシンベル


までは、ここからバスで約3時間半。
(道中はひたすら爆睡していたようで写真が一枚もなかった…)





そしてついに!
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き、きたーーーーーーーー!!!!!!!!


薄暗闇の中にぼんやりと浮かび上がる、4体の巨大な王像…!
ついについに今回の旅のハイライトとも言える遺跡に辿りつきました!


アブシンベル神殿は紀元前1250年ごろ、当時の王であるラムセス2世によって建てられた
世界最大の岩窟神殿です。


私は高校時代に世界史の資料集に載っていたこの神殿の写真をひとめ見て


「エジプトにはこんなすごい遺跡があるんだ!」


と感激し、いつかきっと自分の足で訪れてみたいと夢見ていました。
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まだ夜も明けていないのに、すでに神殿前には多くの人が集まっていました。

エジプトの太鼓(おそらくは伝統的な)を演奏している人もいて、
ちょっとお祭り的な雰囲気。

この「ご来光」イベントは、3300年前から毎年2回続いてきたとのこと。
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ちなみに、私達が現地に到着した時点(朝4時くらい)で
すでに神殿内のスペースはすでに満杯で入場規制がかけられていましたが、
中にいる人達はかなり早い時間から場所取りをしているのだそう。

そのためにはアブシンベルにほど近いホテル(※高い)を予約する必要があるらしく、
『カウントダウンのためにミラコスタを予約したけど、結局外の待機列で夜を明かす』
…みたいな話のエジプト版だな
と思ったw

こりゃきっと、中で待ってる人達はトイレに行くのも大変だな…


神殿内に入ることができない私達は、自由に近辺を散策しながら日の出を待つことにします。
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アブシンベル神殿の「顔」とも言える神殿正面の4体の彫像は、全てラムセス2世の像

青年期から壮年期まで、それぞれ別の年齢を表しているそうですが、
自分の像(しかもこんなデカいやつ…)を4つも作るって、相当よね…笑
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昼間は灼熱のエジプトも夜間や早朝はかなり涼しく、手持ちの服を着こんで凌いだようです。
パーカーの中に来ているのはルクソールのスークで買ったエジプト製のシャツ。
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うっすらとあたりが明るくなってきました。
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これくらいの時間になると、神殿前は長蛇の列。


ここに並んでも中の様子は見えないので、私達は列には並ばず、
一応、入口が正面に見えるあたりのポジションで日の出を待ちます。
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そういえば、神殿内部の様子をリアルタイムに映し出すスクリーンが用意されていましたが、
それもサイズが小さめで(あと映像がやや荒くて)あまりよくわからなかったな…。
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そうこうしているうちに、ついに朝日が。
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ゆっくりとが明るくなって、辺りからは歓声が上がっていました。
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アブシンベル神殿内の一番奥の「至聖所」と呼ばれるスペースには

・プタハ神(冥界の神)
・アメンラー神(守護神)
・ラムセス2世
・ラーホルアクティ神(太陽神)

という4つの石像があります。

これらの像を「年に2日だけ」朝日がまっすぐ照らし出す…というのが
今日この瞬間に発生している(はずの)イベントなのですが、
実際には太陽光が直に届くのは4体中3体のみで、
冥界の神であるプタハ神にだけは光が届かないように綿密に計算されているのだとか…。

しかも、この現象が見られるのは王の即位日である10/22と、
ラムセス2世の誕生日(2/22)って……!


古代エジプトの計算・測量技術、高すぎでは……???
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アブシンベル神殿に関してはもう1つ面白い話があって。

実はこの神殿、建設当初は現在よりも210メートルほど東に位置していました。
しかし、ダムの建設計画が持ち上がったことにより、水没の危機に瀕します。

そこでユネスコが中心となり、神殿を守るプロジェクトが始動。
1964年から実に4年もの歳月をかけてこの巨大な神殿を正確に分解し、
60mほど高い位置にまるっと移設してしまったのだそう!

おかげで私達も観光することができたわけですね。
ユ、ユネスコ~~~!!!! 本当にありがとう!!
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「朝日の奇跡」の後は普通に神殿内を見学できるようになるので、
それまでしばしブラブラ。
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少し離れたところにあるもう1つの神殿にも行ってみよう。
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こちらは「アブシンベル小神殿」

王妃ネフェルタリのためにつくられた神殿だそうです。
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「小」といっても充分ビッグなのがエジプト笑(もう慣れた)
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その後もう一度大神殿に戻り、やっと内部を見学しました。

残念ながら中は撮影禁止だったものと思われますが(写真が1枚も無かったので)、
神殿内も凄かったですー!

大きな柱に巨大な像が刻み込まれた列柱室は、
(こういう言い方は適切ではないのはわかってるけど、)
インディ・ジョーンズの世界に迷い込んでしまったような…

古代エジプトの遺跡って、どれも現実離れした凄さがあるんだよなー。
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ところで当時使っていたデジカメは、CanonのIXYシリーズだったんですが、
青の色の出方がこれぞキヤノンって感じ…

この後に使った他社のコンデジ(上位機種だったんだけど)の色にちょっとがっかりして、
一眼を買う時はほぼCanon一択だったんですよね。
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そんなこんなでアブシンベル神殿の観光は終了!
また1つ、「死ぬまでに行ってみたい場所リスト」にチェックを入れることができました。


神殿内で「ご来光」は拝めなかったものの、特別な日に特別な場所にいられただけで
超~早起きしたかいは充分にありました!

この日の朝のことは、

「まさかHIS主催のツアーであんな風に臨機応変に対応してもらえるなんて」

と今思い出しても感激するし、早朝出発をご提案くださった
現地ガイドのMさんには今も感謝の気持ちでいっぱいです。

「エジプトを好きになってもらいたい、楽しんでもらいたい」
というMさんのお気持ちは、ここまでの旅の中でも充分すぎるほど感じてきましたが、
このアブシンベルでの体験は、その中でも最たるものだったなって。

いくらエジプトご出身のガイドさんでも、8日間朝から晩まで観光しっぱなしというのは
付き添うだけでもかなりハードなお仕事であったことは想像に難くありません。

その上、ただでさえ早い出発時間をさらに早めようだなんて、
私達観光客はともかく、ガイドさんたちにとっては大変さが増すだけで
これによってガイドさん自身の収入が増えるということはなかったはず。
(HISからこのための追加予算が出たとは考えにくいので)


本当に、常に私達ゲストのことを一番に考えてくれたガイドさんでした。
Mさんはもちろん、Mさんの提案を受諾して会社に掛け合ってくれた(たぶん)
HISのガイドSさんにもただただ感謝です。


初めての国を訪れる時はいつもちょっと緊張しますが、
帰国後に「いい旅だったなぁ~」と思えるのは、
やっぱり素敵な「人との出会い」があった旅、なんですよねぇ。


すばらしい方達にエジプトを案内して頂けたことは本当に幸運だったと思います。

(つづく!)

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